ゴロゴロ転がり日々行進

気だるい社畜の雑記。

いもうと

 

お久しぶりです。

 

一度書いた記事を消してるのでデータ上は4ヶ月ぶり、実際は1ヶ月ぶりくらい? の更新になる。

就活は同じく1ヶ月ほど前に終わった。

で、ダラけてた。それはそれはダラけた。

人生のピーク感ある。卒論したくねぇな

 

わりと別ジャンルでは精力的に呟いてる。

最近メインジャンルで新刊が出たのでそちらにも舞い戻り。

(業務連絡:そのうち考察出します)

就活やらなんやらで休止した小説執筆は、どちらのジャンルでも再開出来てない。

書きたいものが溜まってるんだけどな。

妄想力自体衰えてる気がするのでリハビリしよ。

 

 

 

今日は親に連れられ妹と一緒に期日前投票へ。

そのまま母方の親類の家に行き、

老人ホームにいる母方の祖母と会い、

終わりに本屋へ寄った。

 

 

まずは車に両親と妹を待たせ、のっそりと投票所に入る。

数時間前まで寝ていたので眠い。

受付をしていたら隣の窓口にいた女性が声をかけてきた。

なんと高校の恩師だ。

数年前退職したはずだが、今回の選挙の手伝いなのだろうか。

どうでもいいけどポプテピピックTシャツを着ているのが恥ずかしくなった

 

お久しぶりですと挨拶もそこそこに投票を済ませた。

外へ出るとNHKとフジ系列局の出口調査に捕まる。

捕まると言っても特に迷惑でもないのでスラスラと答える。

NHKタブレット端末、フジ系列局は紙でのアンケートだ。

タブレットの操作にまごついて時間を食った。

車に戻ると妹はつまんなそうに足をブラブラさせていた。

 

親類の家に行く前にラーメン屋で昼食。

両親と私は辛味噌ラーメンを頼む。

妹は辛いのがダメだし、遅く起きてきて軽食を取ったので何も頼まず。

それぞれに食べていると妹が「ちょっとちょうだい」と言う。

辛いよ? と言いながら私のラーメンを妹の方に寄せる。

妹はそこからスープをすくって1口飲むと、

一声呻いて水をがぶ飲みした。今言うたがな

そもそもの量が多いので私はスープ飲み干せず。

両親は私より5分ほど早く完食し、

スープまで綺麗に平らげていた。敵わん。

私も辛いのはあまり得意でないので、

空になったコップへ水を継ぎ足し

軽く飲んでようやく落ち着く。

 

親戚の家に着くと、妹は挨拶もそこそこに車の外へ飛び出した。

親戚宅の周りは田畑や野原広がる格好の遊び場だ。

私と両親は叔父叔母に就活終了の報告をしつつ世間話をする。

そのうち母親が手伝いに行き、

運転手の父が横になってしまってヒマになったので私も外に出る。

畑のマリーゴールドを眺めていると「見て見て〜!」と妹の声。

見ると、洋梨の木に1.5mほど登って得意げな顔をしていた。

洋梨の木は横に広がる形で育つので、小学生でも登りやすいのだ。

果物商売なんだから降りろと言うと、

悪びれもせずスタッと地面に着地。

「なってるラフランス食べたい」と言ってのける。

ラ・フランスはまだ時期的に早い。そもそもこれは売り物になるのだ。

ひとまず妹を引っ張って屋内に戻った。

 

妹は小さい頃から何でも口に入れて確認しないと気が済まない。

肉だろうが野菜だろうが石でも本でも何でも口に入れる。

警戒心がないのか好奇心が強いのか。

一度本を齧って飲み込んだ時は本気で焦った。

「そのうち下から出るでしょ」とは本人の弁。

変なものが出てきたとは聞かないので、

そのまま消化されて栄養になった可能性が高い。

親も何も言わない。

何でもない顔をしているが、妹が私の部屋から

読まなくなった本をこっそり持ち出しているのは知っている。

本は案外美味いのかもしれない。

 

 

次いで老人ホームへ行く。

母方の祖母は私の祖父母たちの中で唯一存命である。

それでも既に彼女は子どもに戻っており、

母も我々姉妹も名を呼ばれることはない。

父は待合室のソファで待機し、女だけで祖母のところに行く。

「この間おれの父ちゃんにぶたれた」と言ってうなだれる彼女は、

数ヶ月前に会った時よりひと回り小さくなったようだ。

妹はじっと座って祖母を見つめていた。

祖母はうなだれながら、ちびちびと栄養ゼリー混じりの

ヨーグルトらしきものを口に運んでいる。

妹はただ見ていた。

私は祖母に話を合わせ続けた。

母は今元気かどうかをただ確認して、祖母の手を握るばかりだ。

老人ホームから出て本屋へ向かう車内で、母は私に「助かったよ」と言った。

妹はずっと黙っている。

 

本屋へ行くと妹があからさまにキョロキョロする。

年齢的に児童書をやんわりすすめると

「家にたくさんあるからいい」との事(そうでしょうね)。

父は最近根拠もない新書をよく買う。

健康診断に行くなとかそういうの。

母は適当に料理本を見ている。

私は妹と一緒に漫画や児童書の棚を巡る。

 

そのうち妹と離れて、店内のカフェでひと休みする。

コーヒーを飲んでいたら母親も来た。

ダラダラと話しながら妹と父を待つ。なかなか来ない。

父は背が高く、頭が綺麗に白くなっているので分かりやすい。

妹の方は小さいので遠くからは見えない。

レジ前で小銭を探す父を見かねて母が小銭を貸しに行った。

私は絵本のカタログを見ていた。

 

最近本を読む体力がなくなってしまったと痛感する。

いやそれでも児童書や近代文学は読めるのだ。

現代小説がどうにも読めない。

現代小説も文庫本になっていると読めるので、

正確に言えばハードカバーだけが苦手らしい。

何故かはわからない。

妹もハードカバーは嫌いらしい。たぶん食べづらいからだと思う

 

父が戻ると同時に音もなく妹が戻ってきた。

そろそろ腹が減っているだろうから店の本をつままないか心配だったが、

そこまで非常識ではないらしい。

「肉食べたい」と言う。

 

車に乗り込んで帰路につく。

妹は帰りの車に乗るとすぐ寝る。

静かで手がかからない子どもだと思う。

まあ私の本は減っていくのでその点はヒヤヒヤさせられるが。

高速道路の合流で、無理に割り込んできた車に父が文句を吐く。

私はひとまずブログを打ち込んでは消す。

最近何書いてもつまらん気がする。

この記事も半分寝ながら書いた第3稿くらいだ。

そのうち充電がなくなった。

そのまま寝て帰った。

 

 

家の近くまで来て目が覚めた。

車を降り、家に帰って部屋着に着替える。

リラックスした状態で充電中のスマホをいじっていたら、夕飯の準備を手伝えとの声。

今日は生姜焼きらしい。

 

父は時代劇を見ている。母も見ながら夕飯を作っている。

私は味噌汁の具を煮る間にブログの記事をいじる。

車で寝る前に書いた分を眺めていたら煮立ちそうになってきたので火を止めた。

 

 

 

久々のブログはまあまあリハビリになったと思う。

これからご飯。

私に妹はいない。